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[暮らし方と事例紹介 4]

インテリアで理想の部屋に! リノベーションに合う家具の選び方

リノベーションで理想の部屋にしたいと思っても、そこに配置する家具やインテリアの選定をしっかりと計画しなければ思ったようなイメージにはなりません。ポイントはリノベーションイメージとインテリア・家具のイメージを統一させること。ここでは、リノベーションに合う家具の選び方について解説します。

リノベーション成功の鍵を握る”家具選び”

リノベーションするときには誰しも「こんな部屋(家)にしたい」というイメージを描くと思います。そのイメージ通りにリノベーションを叶えるためには、間取りや天井、壁、設備だけでなくその空間に置く家具も重要です。

部屋のイメージはどんな家具を選んで配置するかによって大きく左右されます。とくにリノベーションは最初にスタイルやコンセプトを決めて行うことが一般的なので、そのスタイルと家具がマッチしていないとイメージ通りの部屋(家)に仕上がりません。リノベーションにおいて、家具選びはとても重要だということを知っておきましょう。

リノベーションに合う家具・インテリアの選び方

リノベーションに合う家具やインテリアを選ぶときは、以下の2つの方法があります。

好みの部屋のスタイルから決める

まずリノベーションのスタイルを決めてから、そのスタイルに合ったインテリアを選ぶ方法です。どんなスタイル(コンセプト、テイスト)のリノベーションにするかを、ぼんやりと定めるのではなく、できるだけ明確にしておきましょう。その上でそのスタイルに合ったデザインの家具を選びます。

アクタスでは2つのリノベーションスタイルを提案しています。「Slow style(スロースタイル)」はアクタスのコンセプトショップである「SLOW HOUSE」の内装イメージや実際の素材をアレンジしたスタイルです。ヨーロピアンな内装を踏襲し、日本の住空間に合わせやすいようにデザインしました。コンセプトである「丁寧な暮らし」が送れるような空間作りを目指しています。重厚さを感じさせるヨーロピアンテイストの家具にも合わせやすく、モノトーンを基調としたシンプルモダンな家具とのコーディネートも可能です。

また「Scandinavian Way(スカンジナビアン ウェイ)」はアクタスのパブリックイメージである北欧テイストを住まいに表現したスタイルです。「シンプルでナチュラルな北欧デザインの家具」とくにアクタスの家具に多く使われているオーク材やチェリー材、ウォールナット材との相性が良く、建具や造作家具にも家具の製造技術を活かしています。

使いたいインテリアから考える

先に使いたい家具やインテリアを決めてから、リノベーションのスタイルをどうするかを詰めていく方法です。リノベーション会社と相談し、使いたい家具のいくつかを実際に見せて、それに合うリノベーションスタイルを検討し、明確化していきます。

好きな家具や現在所有している家具に合った部屋を作りたいという動機でリノベーションを考える人は少なくありません。アクタスのリノベーションではこうしたご要望にもお応えしています。

家具・インテリアでおしゃれな部屋をつくるコツ

部屋を心地よく魅力的な空間にするために、家具やインテリアは大きな役割を担います。家具・インテリアを活用しておしゃれな部屋をつくるためのコツをご紹介します。

素材や色に統一感を持たせる

たとえば木製家具とスチール家具、プラスチック家具が同じ部屋の中にバラバラに置いてあるとそれだけで散漫な印象になってしまいます。混在させることは可能ですが、どれかを主役に据えるよう配慮しましょう。また、木製家具をそろえるときは似たテイストを持つ木材を選ぶようにするのもコツです。さらに、色も同系色でまとめると統一感が生まれます。

デザインやカラーでアクセントをプラスする

統一感を持たせた上で、デザインまたはカラーでアクセントを付けると目を引くポイントが生まれて部屋全体が引き締まります。モノトーンで統一した部屋にビビットな色の小物を置いたり、シンプルな部屋に特徴的なデザインの照明を使ったり、どこかにアクセントとなるインテリアを取り入れてみましょう。

造作家具でオンリーワンの部屋をつくる

既成の家具だけではなく、部屋のサイズや用途に応じて設計・製作するオーダーメイドの家具=造作家具も組み合わせることで、オリジナリティを際立たせられます。造作家具は部屋のイメージとも統一感を持たせて設計・製作できるため、デザイン性と機能性を兼ね備えた魅力的な空間を作ることができます。

家具・インテリアを活かしたリノベーション事例

最後に、家具を活かしたリノベーション事例をご紹介します。

リノベーションでインテリアが映えるリビングに

U様邸(東京都江東区)
面積:約71㎡ 間取り:2LDK+WIC ご家族:ご夫婦

ACTUS RENOVATION | Case Study
ACTUS RENOVATION | Case Study

アパレル会社に勤務されているご夫妻のセンスが映える空間にリノベーションするために、アクタスから「家具を活かすための空間設計」を提案。壁や床の意匠は極力シンプルにし、凸凹の多かった空間をスマートに整えました。ご夫妻が自らペイントした窓辺の一人掛けチェアや各所に飾られたアートなど、以前からお持ちのインテリアが映えるリビングに仕上げました。

▼この事例を詳しく見る

https://www.actus-renovation.com/case-study/article/09


手持ちの家具を活かしてリノベーションスタイルを選択

S様邸(神奈川県横浜市)
面積:約69㎡ 間取り:2LDK+WIC ご家族:ご夫婦+お子さま1人

ACTUS RENOVATION | Case Study

アクタスのパブリックイメージである北欧テイストを表現したリノベーションスタイル「Scandinavian Way」を選択し、もともと持っていた北欧テイストの家具を活かして “空間と家具の調和”を実現。同じ家具なのに、背景になる空間が変わると別物のような新鮮さを感じるのが不思議です。手持ちの家具に合わせて行ったリノベーションですが、後々家具を変えたくなった際に合わせやすいように、壁はプレーンな白の塗装仕上げにしています。

▼この事例を詳しく見る

https://www.actus-renovation.com/case-study/article/11


リノベーションによって作り出す空間と一緒にインテリアを考えることで、より満足度の高い住空間は生まれます。お気に入りの家具で理想の住まいを叶えましょう。