Magazine アクタスリノベーションマガジン

[アクタススタッフのリノベ体験記]

アクタススタッフの
自宅リノベーションを
お見せします。Part1

「LONG LIFE TOKYO・人も住まいも、長く良く活きるために。」

About アクタスのリノベーションについてはこちらから

アクタスが提案するリノベーションは、長い人生を支える住まいを愛着のある住まいに             したい、それがコンセプトに込めた思いです。

このコンセプトを自ら体現したいとの思いもあり、中古マンションを購入しフルリノベーションを行うことを決めました。

リノベーションを検討しはじめる理由は人それぞれですが、住まいと暮らし方、デザインと工事内容など分からないことが多いと思います。

この記事では、私が自宅マンションのリノベーションを行う際に考えたことや経験したことをテーマ毎に皆様にお伝えしていきたいと思います。

テーマ

・不動産購入の際に考えたこと

・間取りと住宅性能について

・デザインを考える

・収納の考え方

今回のテーマは、「不動産を購入する時に考えたこと」です。

私達夫婦は、趣味「旅行と引越し」と言うくらい色々な場所やおもしろそうな部屋に移り住みながら生活するのを楽しんでいました。私自身は人生で17回の引越しを経験し、今まで暮らした部屋で実感したことが家づくりに反映されています。

不動産を見つけたのは本当に偶然でした。仕事で訪れた地域が気になり、不動産サイトで見つけた部屋を見に行ってみると思いのほか気に入り、その場で購入を決めました。 中古物件は買い逃してしまうと同じ条件で見つけることは困難です。私達は色々な場所や部屋に住んだ経験から、住みたい部屋を選ぶ時のポイントが明確になっていたことも決断を後押ししました。

私が中古マンションの購入を決めたポイント

①耐震基準適合証明書が発行可能かつリノベーションやリフォームがされていなかった

耐震基準適合証明書が発行できる場合、築年数が25年を超えている中古マンションでも住宅ローン控除の対象となります。

私が購入したマンションは築30年超えでしたが、ほぼリフォームなど行われていなかったため予算内で購入することができました。フルスケルトン前提のため、内装の古さや設備の古さは問題ではなく、どのような工事が可能か判断し購入を決めました。

②壁式構造だが希望する間取りには変更できそうなこと

壁式構造のマンションは主要な壁が躯体となっており間取り変更に制限があります。

廊下に階段がある間取りだったこともあり、物件見学に行くときに壁式構造は予想出来ていたため、壁式構造でどこまで間取りが変更できるかが購入を決めるポイントになりました。

私達のプラン上の要望は「持っている家具がそのまま使える」「キッチンをオープンにしたい」「LDKを一体空間にしたい」「WICスペースを確保したい」でした。

物件見学の際にキッチンの排気ルート、床構造と壁が抜ける位置を大まかに確認し、その後マンションの竣工図面で詳細確認を行いました。結果、キッチンの排気ルートはベランダ側に抜けていたことと、二重床であったためキッチンをLD側に移動することが可能と分かりました。その上で、大切に使っていた家具のサイズを落とし込み問題なく配置できるかを確認し、購入を決めました。

家具の配置や収納など細かいプランの考え方は別の記事で詳しくお伝えしたいと思います。

中古マンションのリノベーションの注意点はこちら

③管理状態と修繕積立が健全と思えたこと

中古マンションを購入する場合、マンション全体の管理状態を確認することも重要なポイントです。自分たちが所有する専有部分はマンションで定められている規約の中で変更が可能ですが、共有部分は個人ではどうすることも出来ません。部屋を見学した後に敷地内を見学させてもらい、清掃状態や植栽の状況、建物の外観なども確認し、管理人さんにも話を伺いました。また、長期修繕計画書も確認しましたが、私が購入した物件は購入した年に大規模修繕工事が予定されていたため、過去の修繕履歴も合わせてどのような工事を行い、その後の修繕積立金残高などの確認が比較的分かりやすかったことも個人的には安心して購入できたポイントでした。

当然、管理や修繕の考え方はマンションの戸数や管理体制により変わりますので、専門的な立場の不動産屋さんからのアドバイスも参考にしました。

④周辺環境

住みたいエリアや駅からの距離など場所を選ぶ基準も人それぞれ違うと思います。私達は窓から見える景色や近くに公園があることなど、その部屋で休日をゆっくりと過ごせそう、帰りたくなる部屋になりそう、と思えたことが物件購入の決め手でした。

私達は購入した中古マンションを見つけて、すぐに購入を決めたため他の物件は検討していません。中古不動産を購入する予定も具体的には決めていませんでしたが、住まいに対する考え方は夫婦で共有できていたこともあり、即決できました。

住まいに対する考え方に優先順位を決めておくと住まう場所や部屋を決めやすいと思います。そして、どのような暮らしをしたいかを使いたい家具と一緒に考えると暮らし始めてからの満足度が変わってくると実感しています。

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アクタスでは提携の不動産会社と一緒にお客様のご要望に沿った不動産をリノベーション前提でお探しいたします。住まいに対する思いやご要望などぜひお聞かせください。

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