昭和58年に建てられた高台に建つマンション。その眺望の良さからこの場所を離れられず、ご家族4人で長く住まわれていましたが、さすがに古く住みづらくなり、奥様はお引っ越しかリフォームかと悩まれていたといいます。
その頃、兼ねてよりお買い物をされていたアクタスがリノベーションを始めたことを知り、ご相談されたのがこのたびお住まいを見直すきっかけとなりました。
無垢の木材をふんだんに使い、北欧の家をイメージしたアクタスのリノベーションスタイル「Scandinavian Way」が奥様のイメージにぴったりとはまり、トイレ以外の全室をフルリノベーションすることになりました。
お部屋の印象もがらりと変わり、天然木と珪藻土クロスのせいか、空気がすっきりした感じがするそうです。
(上)リビングの壁一面に設えた収納棚。隣室との壁を兼ねているので、ドアがまるで意匠の一部のように見えます。スライド扉を設けて、隠したい場所を隠せる工夫も施しました。
(左)奥様の念願だったというウォークインクローゼット。お手持ちの家具がぴったり収まるようにサイズを整え設計しました。
(右)リビングに大きく開口したシステムキッチンです。以前の間取りでは、キッチンがクローズされていたので、暗く手狭でお料理もしづらかったそう。明るいオープンタイプに変更し、収納もたっぷり取ったので、食器棚を置く必要もなくなりました。
(上)長男のお部屋。洋服、本、寝具などがすべて収まるよう、壁一面にクローゼットを配置しました。
(下)自宅でお仕事をされることが多いご主人の仕事部屋には、作り付けのシェルフを配置しました。お好みのウォールナットとアイボリー色でコーディネートしました。